イヴ・サンローランのデザイナー変遷史|歴代クリエイティブディレクターを解説
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「イヴ・サンローラン デザイナー 歴史」を調べている方に向けて、この記事ではブランドの創業からのデザイナー変遷を年代順にわかりやすく解説します。イヴ・サンローランは、創業者イヴ・サンローラン本人から、トム・フォード、ステファノ・ピラーティ、エディ・スリマン、アンソニー・ヴァッカレロへと、時代ごとに才能あるクリエイティブディレクターがブランドの精神を受け継いできたメゾンです。当店GARDEROBEは、90年代以前の本人期のアイテムを専門に扱う「LUXUTAGE」と、00年代以降のアーカイブ価値の高いアイテムを扱う「ROOK」という2つのブランドの総称であり、このデザイナー変遷そのものが私たちの取り扱いアイテムの軸になっています。
1. 創業とイヴ・サンローラン本人の時代(1961年〜2002年)
イヴ・サンローランは、ディオールのチーフデザイナーとして若くして脚光を浴びた後、1961年にパートナーのピエール・ベルジェとともに自身のメゾン「イヴ・サンローラン」を設立しました。以降、彼はモード界に「パンタスーツ」や「サファリルック」などの革新をもたらし、女性のワードローブに新しい自由をもたらしたことで知られています。イヴ・サンローラン本人は2002年に自らデザイナーとして第一線を退くまで、約40年にわたりブランドを牽引し続けました。
90年代以前の本人期のアイテムは、GARDEROBEの中でも「LUXUTAGE」が専門に収集・取り扱いを行っています。イヴ・サンローラン自身の美意識がダイレクトに反映された、この時代ならではのヴィンテージの価値をお楽しみいただけます。
2. トム・フォード時代(2000年〜2004年)
イヴ・サンローランの引退が近づく1999年、ブランドはグッチ・グループ(現ケリング)の傘下に入り、当時グッチのクリエイティブディレクターとして高い評価を得ていたトム・フォードが、イヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュのウィメンズウェアを手がけることになりました。セクシーでモダンな解釈でブランドに新しい顧客層をもたらしましたが、創業者本人のクチュールラインとは一線を画す存在として、当時は賛否両論を呼びました。
3. ステファノ・ピラーティ時代(2004年〜2012年)
トム・フォードの退任後、右腕として活躍していたステファノ・ピラーティがクリエイティブディレクターに就任しました。彼はイヴ・サンローランのクラシックなエレガンスを継承しながら、洗練されたテーラリングと現代的なシルエットを融合させたスタイルでブランドを牽引し、長期にわたり安定したデザインの方向性を築きました。
4. エディ・スリマン時代(2012年〜2016年)
2012年、ディオール・オムでの功績で知られるエディ・スリマンがクリエイティブディレクターに就任すると、ブランド名は「イヴ・サンローラン」から「サンローラン・パリ」へと変更され、ロゴやビジュアルアイデンティティも刷新されました。ロックンロールテイストを取り入れたスキニーなシルエットが特徴で、賛否を呼びながらも商業的には大きな成功を収めました。
5. アンソニー・ヴァッカレロ時代(2016年〜現在)
2016年からは、ベルギー出身のデザイナー、アンソニー・ヴァッカレロがクリエイティブディレクターを務めています。セクシーかつシャープなシルエットとミニマルな美学を特徴とし、イヴ・サンローランが築いたエレガンスと現代的な感度を両立させたコレクションを発表し続けています。
トム・フォード時代以降、各デザイナーが手がけた00年代以降のコレクションは、GARDEROBEでは「ROOK」がアーカイブ価値の高いアイテムを中心にセレクトしています。デザイナーごとの個性が色濃く反映されたピースは、コレクターズアイテムとしても人気です。
まとめ:イヴ・サンローランのデザイナー変遷から見るブランドの魅力
イヴ・サンローランは創業者自身のビジョンから始まり、時代ごとに異なる才能を迎え入れることで、常に新しい解釈を加えながらブランドの遺産を更新し続けてきました。GARDEROBEでは、本人期のアイテムを扱う「LUXUTAGE」と、デザイナー交代以降のアーカイブを扱う「ROOK」の2軸で、この変遷の歴史そのものをお届けしています。デザイナーごとのスタイルの違いを知ることで、イヴ・サンローランのアイテムをより深く楽しむことができるでしょう。